【徹底考察】FGOとグラブル 何かと比較されがちな両ゲームをプレイしている私が思う両者の良いとこ悪いとこ
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はじめに
最初に断っておきます。
※個人の感想です。
時々目にするのですが、グラブルとFGOという2つのゲームを比較して一方を批判する方がいますよね。
どちらかしかプレイしていない方で一方を毛嫌いする方もいると思いますが、私は両方好きで、毎日両方プレイしています(重要)。
両方プレイしているからこそ分かる良いところと悪いところをそれこそ様々な視点から考察しておきたいと思い経ったので、長文になりますがお付き合い頂ければ幸いです。
比較してどうこう言うからには私自身のゲーム進捗なども見せた方が良いと思うので先に自己紹介しておきます。
▼FGOの方はログイン1300日以上の古参です。事前登録からプレイしていて、現在は育成も落ち着いてきたので自然回復分の消費程度しかプレイしていません。(伝承結晶はレアプリ交換以外の取り逃し無し)
マスターレベルは145(19年4月時点)
一方で▼グラブルはオーキスちゃんがプレイアブル化された頃に始め、本格的にやり始めたのが4周年の頃からなので実質1年ちょいの新参です。ゲーム進捗的にはそろそろ中堅名乗っても良いかなと思ってます。(Rank185)
とりあえず昔のグラブルについてはあまり深く知らないので、昔からやってる友人から聞いた話や調べた事交えてで申し訳ないですが「FGOはめっちゃやってて最近はグラブルにハマってるやつ」目線の記事であると思っておいて下さい。(重要)
運営の良いとこ悪いとこ
運営の人柄や対応への印象
▼FGOの運営はクソ!とよく言われますが、最近のゲーム運営自体はよくやっていると思います。特に2部に入ってから(2018年以降)は、大きなメンテ延長や致命的なバグも減っている印象ですし、ユーザーに対する石の配布なども渋ることなく行っています。クソたる由縁の大きなところはプロデューサー 塩川氏の発言や態度ですね。有名な話ですが、ユーザーの要望や感想の声をして「外圧」と言ったり、言い回しや表現がユーザーを馬鹿にしているととれるものが多く、FGOユーザーのヘイトを一身に受ける役割を担っています(笑)
#FGO pic.twitter.com/2sr7ZOS8Vf
— ぽんぬ🍑脚サポ🍓ももありP (@mirin67g) 2018年8月23日
ただ、2部に入ってからはゲームの統括(クリエイティブディレクター)をカノウヨシキ氏に一任し、塩川氏自体はFGO PROJECTの指揮を担うようになりました。具体的には、ゲーム内のあれこれ(イベント計画やストーリーの進行など)はカノウ氏主体で進めて、塩川氏はFGO PROJECT全体の商品展開などを取り扱うようになっています。(バトエンとかボードゲームとかw)その事からも(?)以前よりは批判される燃料の投下も少なくなった気はします。
昔の塩川氏の発言を取り出して今でもことある事にFGOを批判するような人がTwitterなどで散見されますが、今は塩川氏自体が直接ゲームにそんなに関わっていないので「塩川が~」は大体エアプです。ご注意。
一方の▼グラブルの運営はいろんなソシャゲをやってきた中でも抜群に良い運営だと思いますね。現環境への配慮をした極端なインフレの少なさを感じますし、今後こうしていきますよ、こういうキャラを出しますよというのを毎月開示していたり、総じてゲームバランスの調整がうまいなと思います。(もちろん細かい不満は頻出していますが。)
【グランブルーファンタジー】「これからの『グランブルーファンタジー』2018年10月号」を、公式サイト「グラブル最新情報」にて公開いたしました。詳しくは公式サイトにてご確認ください。⇒ https://t.co/6wq6FNnlpg #グラブル pic.twitter.com/xiqLKdwWHS
— グランブルーファンタジー (@granbluefantasy) 2018年10月1日
何よりも世界観を大切にしているのと、細かくゲームバランスの調整(キャラ性能のテコ入れ)を行うなど、キャラクターを大切にしているのが伝わってきます。
ゲーム性も度重なる改善によってより良いものに昇華していっているようで、どんどん良質なゲームに進化していっている印象です。
ただ、最初から良かったわけではなく、昔はゲーム性自体も偏りがあったり(属性の一強時代など)、新規コンテンツとして実装されたものがクソだったり(例:アーカルム)、ガチャでの確率操作問題(アンチラ騒動)があったりしました。(特にアンチラの件なんかは自分も耳にしていました)
グラブルの方がゲームとしての歴史は1、2年長い事もあり、FGOもこれから悪い部分はある程度良くなっていくと思うので、双方の現状だけを切り取って批判するのは良くないのではないでしょうか。
運営の開発力
開発力という側面で見ると、▼グラブルの開発力はすごいですね。多人数レイドバトルが主体のグラブルにおいてバグも少なくやっているのはホントにすごいと思いますし、コンテンツの豊富さではそこらのソシャゲでは相手にならないほどのボリュームがあります。(良い意味でも悪い意味でも)
Cygamesの開発力の高さは他に輩出しているゲームを見ててもその一端が伺えます。
▼FGOの方はゲーム性の改良や新規コンテンツの実装など課題はたくさんあるように思いますが、正直DWにはそれらを改善できるだけの開発力が伴っていないと思います。UIの改良などは最近ちょこちょこやり始めて以前よりはだいぶ改善されました。
レイドボスなんかの試みもちょっとずつやっている印象ですが、リアルタイムのレイド戦闘ではなくあくまで倒した回数の集計でしかなかったり、そもそもこういった新しい要素も常設コンテンツにはならなそうですね。他にはPvP要素やランキング要素なんかはやらないような事を明言していますが、やらないというよりそもそもできないんじゃないかと個人的には推測しています。(失礼)
最新機種のスマホ(参考までにGalaxy S9+)を使っていてもロードが長かったりするので、昔からこのゲームは軽量化が一番の課題だと個人的には感じているのですが、一向に取り掛かる気配がないので既に諦めているんじゃないかと思ったり。
当面今のままゲーム性は大きく変わらずにキャラとストーリーを追加しながらイベントを開催していくサイクルになると思われます。
ガチャやキャンペーンに関して
▼グラブルは毎日10連無料!とか100連無料!とか1000万円キャンペーン!とかやったり、SSRの確率が3%→6%になる「フェス」をやったり有償限定ですが「サプチケ」と呼ばれる「好きなSSRキャラを1人選べるチケット」をおよそ季節が変わる毎に売ってくれたりと、とにかくユーザーの喜ぶ事を頻繁にやってくれる印象で、キャンペーンがある事で新規を誘ったりもしやすいです。
一方で▼FGOはガチャのSSR(☆5)確率は1%と低いわ天井は無いわ無料10連なんかやったこと無いわ(10連分の石配布はあります)好きなSSRを引き換えなんてやったこと無いわ(☆4鯖交換は過去にありました)フェスなんて無いわでサービス性に乏しい印象で、よくこの辺りが比較されて叩かれます。(特にガチャ確率)
しかし、両者の立ち位置をちゃんと見た場合、完全に同じ土俵で比較するのは少々ナンセンスかなと思います。
作品の性質
というのも▼グラブルは作品自体がオリジナルで、Cygamesの自社コンテンツを元に世界感を作り出しています。今でこそ知名度はそこそこ高くなりましたが、「原作」ファンなどというものが存在しない分、「グラブル」というゲーム自体をやってもらわないとファンが増えないのです。
一方で▼FGOの方はもともと「Fate」シリーズという人気作品が元になったゲームという事で、それだけで始めた人も多くいるでしょう。かくいう私もその一人で「Fateのスマホゲーが出るのか、とりあえず事前登録しておくか」で始めました。つまり、最初からゲーム内のキャンペーン等で客寄せをする必要が前者に比べて少なく、原作ファン向けのコンテンツを提供すれば良かったわけです。
運営会社の立場
会社自体を見ても、▼グラブルの開発元であるCygamesという会社は他にも神撃のバハムートを始め、デレステやShadowverse、プリコネなどの人気タイトルをいくつも輩出しています。自社開発コンテンツでの売り上げはそのまま会社の利益になる為、前述したキャンペーンなどを行うと売り上げが単純に伸びるので会社としてもキャンペーンをやりやすいのだと思います。
AmebaブログやAbemaTVなどを運営する大企業であるサイバーエージェントの子会社でもあるため、FGO運営よりもユーザー還元のキャンペーンを行う力もあると思われます。
一方の▼FGOを運営するDW(ディライトワークス)は、他に人気タイトルがなくほぼほぼFGO1本に頼り切っているのが現状です。(バンやろという音ゲータイトルもありましたが18年夏にコンテンツの更新を終了しました。)
一応ANIPLEX、ひいてはSONYグループという大企業の傘下ではありますが、ディベロッパー(製作、開発元)という立場である為、DWには直接利益は行かずにパブリッシャー(親、版元)であるANIPLEX、ノーツ(TYPE-MOON)に決定権があり、ほとんど売り上げを持ってかれてる構造なので、そもそも有償コンテンツを扱うキャンペーンなどをどうしても行いにくい立場であると思われます。
また、現状既にスマホゲートップクラスの売り上げを維持しているため、過度なキャンペーンを行うことで売り上げが減少するのを恐れている事も考えられます。別にキャンペーンやらなくても稼げてるしって感じです。
ゲームの良いとこ悪いとこ
運営の悪口(?)ばかりになってしまったので、ゲーム自体の良いところを挙げていきたいと思います(笑)
エンドコンテンツ(やりこみ要素)
▼グラブルに関して語るにあたり、避けては通れないのがこの「エンドコンテンツ」の量の多さです。やる事がFGOの5倍ぐらいあって正直ソシャゲ慣れしている筆者もしんどいです。
ただ、裏を返せば「やりこみ要素」がとても多く、ゲーム自体の寿命が長いのは良い点でもあると思います。
▼FGOのやり込み要素、エンドコンテンツと言えば、現状は「スキル上げ」と「絆礼装」ぐらいであって、その取得方法って、「BOXガチャのイベントで箱を開けまくってひたすら素材、QPを集める」だったり、「同じ鯖を編成して何度も何度も同じクエを周回する」って感じで基本的に単調な作業の繰り返しも良いとこなんですよね。素材や絆ptの入手方法が複数あればまだ良いのですが、大体みんなここをひたすら回るみたいなクエストがイベント毎に決まってる感じで。
ただ、ある程度育成が終わってきたらサボれるのは個人的にはメリットかなと思っています。ソシャゲって毎日やる事が多すぎると長続きしないので。
FGOは毎日最低限ってなると意外とやる事少なくできるんですよ。下記記事参照。
【FGO】毎日これだけ!最低限やりたいこと【効率の良いAP消費】
ここはメリットに感じる人も居ればデメリットに感じる人も居るので、なんとも言えませんが。
他ユーザーとの接点
完全に自分のペースでできるのは▼FGOの良いところかなと思います。
最近は、シナリオの都合とリアルタイム性を重視したい意向からもイベントの参加条件が厳しくなってきているものの、人とランキングで競ったり、それによる報酬の取り合いがあったり、人と協力しないと倒せない難易度の高いボスがいたりせず、毎日自分のペースで進められるので、あんまりゲームをやったこと無い人でも楽しめるのは純粋にメリットと言えるでしょう。
特に▼グラブルは団対抗戦などがあり、他人に合わせる必要があるイベントがあるので最低限のコミュニケーションが必要になってきます。(それが面白い事も多いですが。)
ガチャに関して
良く1%と低い確率だけを取り上げて批判される▼FGOのガチャですが、実際はその分回数を多く回せる(グラブル比)ようになっていて、例えば1万円分の課金をしたとしたらグラブルは33連しかできませんが、FGOは55連回すことができるように設定されています。
参考:【FGO】聖晶石とガチャの値段、無記名霊基について【2周年改訂版】
また、▼グラブルのガチャはSSRの数自体が尋常じゃないくらい多いです。つまり、端的に言えば目当てが引きにくい⇔ハズレも多くなるというデメリットがあります。
出現率UPしてその割合!?って感じです。
しかし、その分天井(9万円)が実装されていたり、フェス(SSR確率6%)が開催されたりと目当てのキャラを手に入れられるような工夫が為されています。
なので、ここに関してもどちらが良いとは一概に言えないでしょう。個人的には天井があるだけでだいぶ精神衛生上良いかなとは思いますが。
ストーリーの評価
両ゲームとも配信されている最新話まで読了していますが、どちらもストーリーのクオリティはとても高いと思います。
どちらが面白いかと強いて言うなら、ここはやはりよく言われるように▼FGOに軍配が上がると思いますが、例えば「イベントのストーリー」だけに焦点を当ててみると、FGOのイベントストーリーはメタメタのギャグ時空が多く、新規には受け入れられにくいノリが多いというデメリットもありますし、逆に▼グラブルのシナリオイベントなんかは、イベントの癖に力入れすぎでは?と思うほど良い話で、涙腺に来たりします。
ここに関してはどちらも良いと言う結論でひとつ。
新規に始める敷居の高さ
▼FGOの方が圧倒的に始めやすく、また始めてからすぐ(比較的楽)に前線にも追いつけると思います。もちろん2部まで配信されているストーリーを全て終わらせるのは並大抵ではないと思いますが、マシュのみで2週間で第1部をクリアした方も居ました。(極端な例ですが)
マシュ以外レベル1で、フレンド様に頼り切って開位を得ることができました。本当にありがとうございました。 pic.twitter.com/NVdliPUP38
— 雀bot (@suzumeninja) 2016年12月29日
1騎でも強い鯖がいればその1騎をレベルマまで育成するのはそんなに苦労しませんし、一度Lv.90にしてしまえばその鯖の強さは上級者の同鯖とほぼ変わりません。
ここが▼グラブルとの一番大きな違いで、グラブルで上級者と同じような火力を出そうと思ったら、最低でも半年~1年は掛かります(たぶん)。
また、覚える情報量の多さや、敵の行動などのややこしさもグラブルの方が圧倒的に難しいです。(個人的にはここが楽しいところでもあると思ってます。)
1人で勉強しようと思ったら膨大な量の情報をwikiを読んで理解していくなど、敷居はすごく高いですが、このブログでも解説して初心者の方も楽に入れるように手助けする為の記事を書いていくので興味があれば参考にしてみて下さい。
さいごに
とても長くなってしまったので無理やりまとめに入りますが、今回言いたかったことは「どちらも良いところもあれば悪いところもある。」ということ。
一長一短だし、そもそも置かれている立場も土俵も違うので単純な比較はナンセンス。
ただ両方プレイしている身としては、両方間違いなく面白いので興味がある方は自身でプレイしてみてから面白い面白くないを判断しても良いのではないでしょうか。という感じです。
ちょっと全体的にFGOに対しては愚痴っぽくなってしまって申し訳ないですが、愛ゆえだと思って下さいw
長々と書きましたが最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。
デレステも良いぞ
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>>グラブル さん
コメントありがとうございます!
メインストーリーに対する文言が少々足りていませんでしたね。ちょっと書き方が悪かったと思います。シナリオ(メインストーリー)に関しては「どちらもすごく良い」という結論を持ったうえで、比較対象に上げたのはあくまで”イベントストーリー”の話であり”ギャグ時空”云々はイベントストーリーに見られる傾向です。”メインストーリー”に限った話をすると、設定の作り込みや、スケールの大きさ、伏線の回収の仕方、キャラの立て方など、元がテキストゲーだけあって話の作り込みのレベルはFGOの方が高いと思います。そういう意味での「軍配が上がる」です。
ストーリーの評価の部分の
どちらが面白いかと強いて言うならここはやはりよく言われるように
FGOに軍配が上がると思います の部分なのですが
FGOのイベントのストーリーはメタメタのギャグ時空が多く
新規には受け入れられにくいノリが多いというデメリットあります
グラブルのシナリオイベントなんかはイベントの癖に力入れすぎでは?
と思うほど良い話で涙腺に来たりします
メタメタのギャグ時空が多く新規には受け入れられにくいノリが
多いというデメリットがあるのにFGOに軍配が上がるんですか?
軍配が上がるの意味を間違えていませんか?
FGOにのみハマっていてグラブルやってない私は、今回の話を読んで全体的にグラブルに軍配が上がっていやがる! ちくしょう! とか思ったりしてます笑
しかし、しっかりと論拠が述べられていて、全て納得出来る話になっていました。
今後グラブルを始める気は無いのですが、この比較を読むことが出来て良かったです。
自分も両方3年はやってますが、逆にグラブルはログインだけになりましたね…
イベントこなすと使い道のないイベント武器が大量に手に入って、倉庫を圧迫し、それを合成しようにもいちいちスキルを確認して、捨てる、捨てないをやったり、結局はイベント武器よりも、マグナ武器を集めるためにひたすらマグナを周回するだけで、全部埋めるには時間がかかりすぎる。しかしその辺の強化をしないとメインシナリオも難しくて詰まる。無料十連などがあるのはありがたいですが、武器の整理と合成に疲れ果ててほとんどやらなくなりました。その点FGOは鯖のレベルとスキルがメインなので難しく倉庫整理が必要でなくて楽です。